2020/6月 釣行レポート
年中釣れるアカムツではあるが、6-10月が旬と言われることが多い(ただし、地方によって旬は異なる)。最近、丹後の中深海スロージギング釣行が続いていることから、徳島沖?和歌山沖?へアカムツ・クロムツ狙いのジギング釣行に行ってきた。
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アカムツ・クロムツジギングポイントは?
大阪を出船して2時間超の移動へ。5時に出航しキャビンの中でしっかり睡眠し目覚めると7時過ぎだった。
水深300mの世界へ
早速、水深300mのポイントからスタート。ボトム着底し、数シャクリするとピクンっとアタリがあった。アワセも決まり早速のヒットとなった。5分弱の時間をかけて揚がってきたのは良型(38㎝)のクロムツであった。これは美味そうだ。
すぐ後にヒットした同船者はアカムツを揚げていた。なんとも良いスタート!良い日となりそうだ!
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アカムツ・クロムツジギングタックルについて
水深300m超を狙うためスペック通りなら『オシアジガー∞ B610−4』を使用したいところだが、アカムツは繊細な魚のためソフトなしゃくりを演出するため『オシアジガー∞ B610−3』をメインで使用。水深250m以浅では『オシアジガー∞ B610−2+』を使用している。
- リール:オシアコンクエスト301HG/シーボーグ200SJ
- ロッド:オシアジガー∞ B610−2+/B610-3
- PE:1.5号/300m、1.2号/600m
- ジグ:260g、350g
☝︎詳細のタックルはこちら!
クロムツはそこそこ釣れる
シーフロアのアーク290gが好調だった。アカムツもクロムツも好奇心旺盛でジグを目立たせるのも大事なので、裏面に蓄光シールでグロー追加!
ジグへの反応が良くファーストフォールでボトム上20mでジグに違和感があり、そのままヒットすることも。同じポイントで、私のジグへは攻撃がなかったがサバも多数ヒットしていた。午前中は、この300~330m程度のポイントをいったりきたり、250mのポイントも行ったが覗いた程度だった。
トラブルに時間をロス
水深300mともなると、ジグを落とすのに3-4分、揚げるのに5分は必要になるため毎投ヒットしたとしても、本数はそこまで多くはならない。そこそこ釣れるなという感触だったが、12時の時点でクロムツが6本の釣果だったのは悲しい。また、中深海はトラブルが多い。船長がおまつりの処理に追われていて、ポイント移動までに時間をロスすることもあったので、それが投入回数を減らす要因にもなっていた。
ライントラブルに注意
中深海では高価なラインと高価なジグを使用しているためトラブルは要注意だ!
私が水深320mを狙っていたタイミングでお隣さんがクロムツを抜き上げた。クロムツとともに私のラインが引っかかり、魚を回収後にジグに絡まったラインを、お隣りさんが半ば強引に取ろうとラインを手元に引っ張る。プチっとラインが切れる。
『320mのライン』&『クランキー290g』とお別れの時がきた。
総額1万円が海のゴミに変わってしまった。
そして『320mのライン』を消失するということは、今日はシーボーグ200SJを使用できないことを意味していた。シーボーグには新品のファイヤーライン1.2号を500m巻いていたが、残りは180mということになるのだ。600mラインを巻いていたとしても、300mオーバーのラインを消失すると一発アウトになるわけで、その日の釣行を大きく左右してしまうことになるため、トラブルに巻き込まれないことが大事!
(ちなみにお隣さんはお仲間であったので、新品のラインを贈呈してもらうことに)
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アカムツが釣れる狙い方
アカムツはとにかくボトムの狙いが重要。ほとんどのアカムツがボトムから1m以内で食ってくるため、とにかく底でジグをユラユラアクションさせることが大事なようだ。クロムツはボトムから20-30m浮くことも多いようだがアカムツは浮かない。唯一、アカムツを3匹上げた同船者に聞いても、執拗に底を狙っていたとのことだった。
アカムツ・クロムツジギングまとめ
今回はクロムツ6本の釣果となった。アカムツ1本を頂き最高のお土産ができた釣行となった。
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