京都の丹後沖で行える中深海・タラ・スロージギング。
近年、タラ・オキメバル・タヌキメバル・カレイ等が釣れ、年中釣行が可能ということで、その人気は毎年高まっているという。そこでタックルやオススメの船などを紹介。
- 丹後のタラ・中深海スロージギングとは
- 丹後のタラ・中深海スロージギングにオススメのタックルとは
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丹後のタラ・中深海スロージギングとは
丹後の中深海・タラジギングはこの赤丸がポイントになる。宮津から出航して1時間、舞鶴からだと1.5時間程度だ。ただし、船のスピードにもよるため多少前後はする。実はシーズンはなく年中釣行が可能で釣果も安定している。
タラが年中狙える理由
日本海の水深300mより深い海域には「日本海固有水」と呼ばれる水の塊が横たわっている。
日本海固有水は「冷たく、清浄で、栄養塩に富む」という大きな特徴があり、その水温は水深300m付近で1~2℃。太平洋岸では水深1000mでも水温が5℃もあることを考えると、日本海固有水がいかに冷たいかがわかる。さらに表層に比べて大腸菌などの菌類が少ないことや、窒素・リン・カリなどの栄養塩が多いことが知られている。富山県ではこの日本海固有水を取水し、海洋深層水としての販売やアワビの養殖などに利用しているようだ。
実際、丹後のタラ場は水深220m〜250mとなるが、この日本海固有水エリアが近くにあることで年中水温が安定しタラが住み着いているようだ。
(参考文献:『対馬暖流と深層水。二つの層で成り立つ日本海』http://shizenjin.net/hokuriku_food/stories/nature/nature_0010.html)
丹後でタラを狙うオススメシーズンは?
タラに限っては、6〜7月が夏のタラシーズンだ。夏のタラは冬と比較し、卵や精巣に栄養が取られないため身の味が濃くなる。8月以降も狙えるのだが、8月以降の丹後沖は潮流が激しくなるため中深海のスロージギングには適さない天候が多い。
11〜1月頃が冬のタラシーズンだ。この時期、メスにはたらこ、オスには白子が入っている。どちらも非常に美味であるため冬のタラは人気だ。ただし、前述にもあるように夏のタラの身が格段に味が濃く美味しいため是非味わって欲しい。
☞タラは年中狙えるが、夏は6〜7月、冬は11〜1月がオススメ!
☞メバルやカレイなども年中釣れる!
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