伊勢・鳥羽・熊野灘エリアでは、 夏になると、 キハダマグロジギング•キハダマグロエビング、またはキャスティングが盛んになる。そんな、キハダマグロジギングやエビングについてタックルを紹介する。キャスティングと異なり、特別なタックルを使わずして、50㎏オーバーの大物が狙うことができるのが魅力だ。
■目次
- 伊勢・鳥羽のキハダマグロについて
- 伊勢・鳥羽のキハダマグロポイントについて
- キハダマグロジギングのジギングタックルについて
- キハダマグロエビングタックルについて
- キハダマグロジギングのオススメ動画
- キハダマグロジギングのオススメジギング船を紹介
- キハダマグロジギングのオススメ動画
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キハダマグロの生態ついて
キハダマグロは、最大2m30㎝、200㎏超えの巨体になり、マグロの中では中型種に分類される。伊豆諸島以南の太平洋側に多く生息しており、マグロやカツオ等他の魚も含めて群れを作る。成長スピードが早く、1年で50㎝、2年で100㎝成長し、寿命は8年と言われている。漁獲量が多いため、実は世界で1番食されているマグロなのだ。伊勢湾周辺でキハダマグロフィッシングが賑やかになるのは初夏の6月からで、キハダマグロの旬も初夏であり1番脂がのっている。
☞キハダマグロは初夏が狙い目!
伊勢・鳥羽のキハダマグロジギングのポイントは?
キハダマグロジギングは、熊野灘沖のパヤオ(人口漁礁)周辺がポイントになる。水深は約1,300mとなる。伊勢志摩からのジギング船だとポイントまで2.5時間程度かかる。船の移動が苦手な人は、尾鷲周辺からの乗船がオススメになる。
熊野灘のパヤオ
熊野灘沖には4つのパヤオが存在しており、このパヤオ周辺がキハダマグロジギングのスポットとなる。
伊勢志摩キハダマグロジギングタックルは?
水深1,300mのパヤオ周辺で回遊するキハダマグロを狙うことになるが、狙うタナは50-150m程度。PEラインのカラーを見ながら船長の指示タナにジグを落とすことを繰り返すことになる。ジグは150-300g、このジギングはマグロが回遊するまで、ひたすらしゃくり続けないといけないし他の魚も釣れない。忍耐力のいる釣りになる訳だ。(カツオが狙える時もある)
私のオススメはパワースロータックルと言うことになり、下記の2セットを持参している。(ビンチョウマグロジギングでも同じセットを使用)
キハダマグロジギングのパワースロータックル紹介
ビンチョウマグロを狙う際のパワースロータックルと全く同じ仕様で行なっている。1日を通しての戦いになるため、左右のハンドルタックルを用意!
■タックルまとめ
- ベイトリール:ソルティガ35、オシアジガー2000番
- ベイトロッド:M、MHクラス、スローロッドの場合は3~4番
- PEライン:3号、400m(300mでも問題はない)
- スピニングリール: ダイワ4500番、シマノ8000番
- スピニングロッド:3~4番パワー
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