今回は明石でのタイラバタックルを紹介して参ります。
明石でのタイラバと言えば、明石大橋を眺めながらの絶景で釣りができるとあって、楽しさ倍増ですよね。そんな明石でのタイラバのタックルを紹介していきます。
①潮が速い
②タイラバの重さのバリエーションが必要
③タイラバのシルエットは控えめがいい
①潮が速い
これが、他のポイントと大きく違うところですよね。日本海・太平洋など様々なポイントに行きますが、こんなに潮が速いポイントは他にないと思います。似たようなポイントは紀北エリアの友ヶ島付近でしょうか。その日によってポイントは様々ですが、明石大橋周辺を狙う時には潮が超高速です。
②タイラバの重さ
ポイントや日によって潮の流れがさまざま。私は、PE0.6号のベイトリールで、60~100gを最も汎用的に使用しています。また、タックルボックスには、鉛で60~150g、タングステン60~120gを常備しておりますね。ベテラン勢はタングステンも多用してますが、なんといっても単価が高い。。タングステンのコストを抑えるなら塗装がされていないものが安価ですよね。なんか色がないのは、釣れる気がしない。。と、思われるかもしれませんが、案外、明石の海水の色になじむようでステルス系カラーとして重宝している方もいますね。
③スカートのシルエット
明石では、スカートのシルエットは控えめがいい場合が多いです。日本海エリアではスカートはある程度ボリュームがある方がいいとされてますが、明石はその反対が好まれる方が多いです。夏の間だと、ワームのみを装着したあっさりテイストで爆釣が続いたこともありましたね。
明石タイラバ オススメロッド
① シマノ 炎月 BB タイラバ B69M-S
こちらのロッドは、お求めやすい価格で初心者から中級者までをターゲットにしている製品ですね、特徴は穂先のガイドが下を向いているスパイラルガイドですね。タイラバを巻いて・落としてを繰り返していると、竿先にPEラインが絡むことが多いんです。しかも、タイラバに使用するPEラインは0.6~0.8号と細いため、絡まったラインを雑に処理すると切れるなんてこともあります。よって、初心者の方にはスパイラルガイドをオススメしたいと思います。その他、2ピースで持ち運びがしやすいのもよいですね!
② アブガルシア AbuGarcia STC-702UL-60KR
こちらのロッドの特徴はなんといってもカーボンフルソリッド!フルソリッドは、粘りと追従性が特徴で、フッキングに持ち込みやすく、掛けた後もバラしにくいのが特徴。全体でパワーを吸収するバネのようなブランクスで、明石の大物マダイがきても超キレイなベントカーブを描いて、タイの突っ込みを吸収してくれますので、バレる気がしません!(もちろん、腕が悪いので私はバラしてしまうこともあります)明石での60~100gまでが、最も多用することになると思いますので、それらをこのロッドを使用してます。私は、4~5年使用している長寿ロッドでもあります。
③ アブガルシア AbuGarcia STC-702HS120-LA-KR
セカンドロッドとしても持ち込みです。150g以上が必要な時に使用します。丹後のディープタイラバでも大活躍です。
明石タイラバ オススメリール
① シマノ炎月CT 150PG、150HG
19年新発売の炎月CTがとにかく絶対オススメです!笑カウンター、フォールレバー機能が付いているのに、そこそこお求めやすい価格です。カウンターについて明石のタイラバで実は活躍するのがカウンターです。特に、明石初心者の方は、一日の釣りの中で潮が劇的に変化することにビックリされると思いますが、例えば、60gで釣りしていたところから、船長の掛け声で移動し、次のポイントでタイラバを落とします。あれっっ、、底につかない。。なんとことがあります。そう、ポイントによってまったく潮の流れが変わるからです。そんな時に、カウンターがついていると、船長のアナウンスが水深40mといっているのに、60m出ている。。すごい流されているんだ。と簡単に実感できるのです。また、アタリが出た水深もカウンターを見て確認できるので、その水深に絞って狙いを定めることが容易なんですよね。また、巻きスピードも表示されるので、1匹ヒットした後の再現性が高くなるのも良いですよね。
フォールレバーについて
私も、タイラバにフォールレバーって必要?って思ってました。ところが、フォールでアタリがある日って、たまーにあるんですよね。そんな時にフォールレバーを締めて、ゆーっくりフォールさせるとヒット連発!という日がありました。こういった日はたまにしかないです笑でも、フォールレバーは無いよりある方がいい!と考えてます。
② シマノ オシアコンクエストCT 200PG
上記の炎月CTと主な機能は同じで、カウンターとフォールレバーがついております。大きな違いは、HAGANEボディであることですよね。このHAGANEボディであるメリットは、明石ではそこまで必要ないと考えております。(冬は冷たいしw)でも、いろいろな場所でタイラバがしたい!と思う方は、汎用性という意味でメリットがあります。例えば、丹後でのタイラバでは、150m級の水深で、250gのタイラバを使用するときがあります。タイラバの巻取りに、すごい引き抵抗がかかることが想像できますよね。そんな時、炎月のような樹脂系ボディでは、ボディがひずみものすごい重さを感じてしまいます。しかし、HAGANEボディなら全くひずまないので、引き抵抗は軽く感じられるのです。
オススメのタイラバ
① メジャークラフト タイノミ(鯛の実)
とにかく安くて釣れます。amazonだと60gでなんと500円台。明石の場合、根掛りやサワラの襲撃によるラインブレイクもありますので安価なのはうれしいですよね。カラーはやはりオレンジ系がいいですね。私の感覚で、明石だと年に1回、グリーン系が釣れる日がありますw
② メジャークラフト ジグパラ60g
タイラバですが、こういったジグが効果を発揮することがあります。水深30~40m程度の浅瀬を狙うタイミングで、スピニングで遠投し斜め引きすると周辺で、タイラバを巻いている人に対して圧倒的な釣果がでることもありますよ!
オススメタックルまとめ
- ロッド:タイラバ専用モデル(100gまで対応しているモデル)
- リール:炎月CT150PG
- ライン:PE0.6~0.8号
- タイラバ:60~100gメイン(60~150gを常備)